[What’s UP!?] FRIENDZONE interview

俺らのkonyagatanakaがVincent Radioで披露した『Fuwari Mix』でその世界観を知った人も多いと思う今USのシーンで最もFRESHでの新しい流れの1つ”Cloud Rap“。その中でもグイグイ頭角を現しているラップデュオ Main Attrakionz の作品群で、特に異彩を放つ独特のエモーショナルなトラックを奏でるプロデューサーが Friendzone だ。
岡田ユキコやPerfumeなどの和物ネタ使いとTumblrにポストされる謎の日本の画像から日本人説も浮上した彼らだが、探っていくとどうやらオークランド在住のJamesとDylanの2人組だってことが判明。
そんな彼らがTwitter経由で JPRAP.COM presentsのMixtape #Nibiru に収録された 田中仮雄(konyagatanaka+Carios) feat. D.K.X.O.の”Local Distance“を耳にしたことがきっかけで両者が一緒に曲を作ることになるなんて誰が想像出来たのだろう。そして先日新作Mix『Kuchibiru Network 2』をリリースした彼らに世界初のインタビューを敢行!!彼らの謎の一部とCloud Rapの秘密が遂に明らかに!
Main Attrakionz - Perfect Skies (Produced by Friendzone)
T.R.E.A.M.:2人やGreen Ova(Main Attrakionzを中心としたCrew)の人たちはみんな近所に住んでるの?
Dylan:そうだね。オークランド/バークリー周辺の割りとみんな近所で車で1時間くらいの範囲に住んでる。
James:Squadda B(Main Attrakionz)は車で20分くらいのとこに住んでて家にも遊びに来てくれたよ。彼とはTwitterを通じて知りあったんだけど、今は一緒にビートを作ったりスタジオで遊んだりしてる。
T.R.E.A.M.:Green Ovaに加わる以前からラップ用のビートは作ってたの?
Dylan:それ以前は…なんでも作ってたよ。ラップ用も作ってたけど。
James:エレクトロやアンビエント、シューゲイザーだけどモダンな感じのとかね。
Dylan:Green Ovaと絡む半年くらい前から本格的にラップを意識しようと思ったんだ。
James:Lil’ Bのラップを自分たちのビートに乗せたりしてね。彼とは直接会ったことはないんだけど、最初はEメールを通じて知りあって、今では電話もよくしたりしてるよ。
T.R.E.A.M.:彼が日本の曲をサンプリングしてるのは知ってる?
James:もちろん!”I’m gay”で岡田有希子をサンプリングしてたよね?あと”Lone Warrior”で犬夜叉を使ってたし。
Dylan:”Pretty Boy”のリミックスで『キングダム・ハーツ』の曲も使ってたよね?
Lil B/”Pretty Boy(Remix)”
James:Utada!
Dylan:俺はもう長いこと彼に取り憑かれてるよ笑。彼は本当に特別だ。リアルでポジティブでオープンマインド…そして純真。
James:彼は本当にネガティブな部分がないんだよ。パワフルで自由だね。そして常に新しいことはないか?って探してるよ。
T.R.E.A.M.:2人はどんなアーティストや楽曲から影響を受けてるの?
James:僕個人で言えば、Clams Casino、My Bloody Valentine、Perfume、Capsule、ちょっと前のMain Attrakionz、岡田有希子、そしてDJ Nateかな。
Dylan:自分たちと同世代のトラックメイカー、インターネットを通じて面白いことをやってる人全部かな。あとDJ Nateは僕らにとってとても重要だね。
T.R.E.A.M.:My Bloody Valentine好きなんだ?
Dylan:高校の頃凄く好きだったんだ。僕らは昔、彼らのようなバンドをやってたんだよ。それ以外にも色んなバンドを組んだし、それが今のFriendzoneに繋がってることは間違いない。
James:Boredomsの曲とかよくプレイしたんだよ。
Dylan:Kevin Shieldの『Lost In Translation』のサントラとか今でも凄く好きだよ。
James:そうだ!『Lost In Translation』のサントラは僕の音楽人生の中でもかなり重要な1枚だった。忘れてた。
T.R.E.A.M.:君らの住むオークランドのヒップホップ・レジェンドについてはどう?
James:Too ShortやThe Pack、E-40やMac Dre…みんな好きだよ。
Dylan:Lunizとかね。でも、西海岸のラップはずっと過小評価されてきた。彼らのスピリッツは、例えばMobb Deepの『The Infamous』やNasの『Illmatic』と同じように素晴らしいものだったと思う。そういう状況は今でもそんなに変わってないように思うよ。
T.R.E.A.M.:なるほど。ところで、いつ頃からビートを作るようになったの?
Dylan:ラップトップ・ミュージックは2年半くらい。僕の家でハウスパーティーをやって、そこに色んなバンドが集まった時があったんだけど、その時Jamesと知り合ったんだ。彼はハーシュノイズのショウを演ってたよ。
James:その頃は、MasonnaやHanatarashiみたいな感じが好きだったんだ。Merzboeとかね。日本のノイズ・シーンから凄い影響を受けたんだ。2005年とか…とにかく昔の話だけど。
Dylan:で、Friendzoneをはじめる1年くらい前から本格的にヒップホップを聴き始めて、最初はクラシックばかり聴いてたよ。中でもNotorious B.I.G.『Ready To Die』、AZ『Do Or Die』、Outkast『ATLiens』は凄く重要なアルバムだった。そんなときにJamesにHiroto UyamaやNujabesを聴かせて貰ったんだよ。Hiroto Uyamaは最高のヒップホップ・プロデューサーだと思ってるよ。
James:彼は最高だね。
T.R.E.A.M.:そういえばMain Attrakionz『808s & Dark Grapes 2』で、Nujabesと同じサンプリング・ソース使ってたよね?
James:イェー、あれは僕らがやった曲だ!
Dylan:そうそう。あれはちょっとした僕らなりの追悼だよ。
James:彼が亡くなった日がちょうど自分の21歳の誕生日だったんだ。あの日のことは一生忘れることはないね。
Dylan:彼が僕らみたいなクラウド・ラップのドアを開いてくれたと言っても過言じゃないよ。
James:そう。NujabesやHiroto Uyamaはクラウド・ラップの原点(Pre-Cloud Rap)だと思ってる。
Dylan:今回の「Kuchibiru Network 2」でも彼のビートを拝借して、Main Attrakionzのラップを乗せたんだ!
T.R.E.A.M.:ところでいつから日本の音楽や日本の文化に興味を持ったの?
James:僕は14歳の時に日本に行ったことがあるんだけど、その時渋谷に行ってとにかくエキサイトしたんだ! その時のイメージは今も持ち続けてるよ。
Dylan:残念ながら日本に行ったことはないんだけど凄い行きたいんだ。元々日本のロックに興味を持ってたんだけど、ヒップホップはJamesに教えて貰ったのが最初なんだよね。でも、生涯のベスト・ムービーは黒澤明の『夢』だし、宮崎駿の映画も好きだよ。あと『北斗の拳』!
James:俺のベストは『天地無用』かな。宮崎駿作品は全部DVDで持ってるよ。
T.R.E.A.M.:宮崎駿の映画音楽は日本の色んなトラックメイカーにサンプリングされてるよ。
James:ホントに!? 今度から映画だけじゃなくて音楽の方にも集中しなきゃダメだね…。
Dylan:Jamesはちょうど『ラジカル・ドリーマー』のサントラからサンプリングしたばかりだよ。
James:いや、あれはゲームなんだ笑。
T.R.E.A.M.:NujabesやHiroto Uyama以外の日本のヒップホップについては聴いたり影響を受けた人っていないの?
James:実は日本のヒップホップ、特にラップに関してはそれほど聴いてるわけじゃないんだ。でも『#nibiru』は良かったよ。
Dylan:僕もほとんど一緒だね…。でも、NomakやDJ Deckstreamは好きだよ。
T.R.E.A.M.:ところで、田中仮雄(konyagatanaka+Carios)とは製作を進めてるの?
Dylan:もちろん! 彼らとはとにかくたくさん曲を作りたいと思ってるよ。
James:そう、とにかくたくさんね笑。出来れば彼らをGreen Ova以外での初のラップ・アーティストにしたいと考えてるんだ。
T.R.E.A.M.:君らから見た田中仮雄とD.K.X.O.の魅力ってどんなとこ?
James:彼らのフロウはとてもクリーンだし、Cariosのフロウは特にメロディアスだよ。そして”Local Distance”はビートも本当にクラシックだと思う。
Dylan:Main Attrakionzもとてもメロディアスだし、”Local Distance”を聴いた時から僕らと化学反応を起こすハズだと確信したよ。僕はCariosのラップを聴いてBone Thugs-N-Harmonyを思い出したんだ。彼らこそがクラウド・ラップの原点だと思ってる。クラシックなラッパー達の多くはあまりメロディアスじゃないけど、Cariosにはそれがあるし、僕らのビートも同じようにメロディックでしょ?
T.R.E.A.M.:なるほど、それは楽しみだね。じゃあ、最後にリリースなんかのスケジュールがあれば教えて。
James:そうだな…Main Attrakionzのアルバム用に何曲かトラックを提供するよ。そのアルバムはたぶん、ちょっと特別なモノになると思う。出来ればそれを12インチで出したいと思ってる。
Dylan:あと、今度はラップじゃないアルバムにも集中しようと思ってる。Friendzoneのインストゥルメンタル・アルバムだね。もちろん、僕らはいつもラッパーたちと共に動いているし、今の最優先事項はMain Attrakionzのアルバムには違いないけどね。彼らが最高のデュオなのは誰しもが知ってるしね。
PROFILE:
Main Attrakionz”Perfect Skies”のプロダクションを手がけ、Perfume”パーフェクトスター・パーフェクトスタイル”をサンプリングしたことで、クラウド・ラップ界隈の みならず日本のヘッズを唸らせたオークランド在住、親日家にしてオタクな2人組 Friendzone 。田中仮雄とD.K.X.O.との奇跡的邂逅を果たした彼らは、その”Perfect Skies”を収録して話題になった『Kuchibiru Network』の第2弾『Kuchibiru Network 2』を最近リリースしたばかり。
Kuchibiru Network 2 by Friendzone
DOWNLOAD:http://www.mediafire.com/?8peuzvga4lueqw1
Main Attrakionz - Chuch (Prod. by Friendzone)
“Perfect Skies” & “Chuch” from “Main Attrakionz - 808s & DARK GRAPES II”
DOWNLOAD:http://mishkanyc.bandcamp.com/album/main-attrakionz-808s-dark-grapes-ii
田中仮雄 feat. D.K.X.O./”Local Distance”
“Local Distance” from JPRAP.COM presents “#Nibiru”(Mixtape)
DOWNLOAD:http://jprap.com/archives/422402.html
Carios & DKXO - From Dusk Till Dawn (Prod. by Friendzone) by Friendzone
Download: http://www.mediafire.com/?030ui5il33n5umb
FRIENDZONE ( James + Dylan )
Tumblr , Facebook , Twitter ( Friendzone , James , Dylan )
MAIN ATTRAKIONZ ( SQUADDA B + MondreM.A.N. )
HP , Twitter(SQUADDA B , MondreM.A.N. )
UYAMA HIROTO
twitter
田中仮雄( konyagatanaka + Carios ) & D.K.X.O.
Twitter ( konyagatanaka , ca71os,D.K.X.O. )
Interview本文:@mistadonut